異常気象、環境破壊、超高齢化、原発事故…
「“ゲリラ豪雨”です。これまでにない異常な降雨量のため…」
「 ○○市では、“甲状腺がん”の多発が認められ…」
「 世界経済は長期停滞、各国の経済政策は行き詰っており…」
「 …大量の移民によって、日本では仕事を失う人が発生する…」
地球上の生命は大きなトラブルに遭遇することがあります。
今からおよそ6500万年前、メキシコのユカタン半島付近に
“直径10キロ”の巨大隕石が落下。
広島型原子爆弾の約10億倍という大爆発を起こし、
2億年も栄えた恐竜という種族を“全滅”させてしまいました。
地球上の生命はこうした大きなトラブルに遭遇すると、
あることを起こします。
それは何か。
“進化”です。
☆☆☆
生命は思わぬ出来事が起こったとき、それを克服しようとします。
その結果起きるのが“進化”です。
生き残ったものがもつ性質を、
“進化が獲得した形質”といいますが、
恐竜という種族が全滅した後に、ある生き物が繁栄をはじめました。
わたしたちの祖先です。
災厄は常に起きます。
しかし、
それは「進化しなさい」という“指令”です。
☆☆☆
進化へと至る“道”は未知ではあるものの、
方法はいろいろあります。
なかでも人間という種族は特別な方法を手に入れました。
異常気象、環境破壊、超高齢化、原発事故…
…引き起こされていく“異常”“異変”のなかにあって、
進化を試されていることに“気づいた”人たちがいます。
まるで導かれるように“そのこと”と出会い、
導かれるように万物の霊長として新しい“進化”を試みる。
母なる自然と、
人間が引き起こした“異常”“異変”との誤差を取り払い
謙虚な気持ちで向きあう。
そうすると、自己が“進化できる”存在であることに
だんだん気づくことができる。
ただ、“進化”はそれを引き起こす災厄と、表裏一体であり(陰陽)、
そのことにまず気づかなければ先に起こる災厄のみに飲み込まれてしまう。
まずは、“気づく”ことが大切なのです。
気づきこそ新しい進化の第一歩といえるのです。